「キッチンを新しくしました」不動産屋の賃貸物件情報にこんな一文を見つけたら、あなたはどう思いますか?「新しいキッチンを使えてうれしい」「住む人のことを考えてくれている」と物件に対して魅力を感じてくれる方も多いと思います。
オーナー様にとっては物件が空室のままであることは損なので、空室対策としてキッチンをはじめとした設備の更新によって物件の魅力を高めたいと考える場合もあると思います。
今回ご紹介する工事例は、志木市のマンションオーナー様が空室対策のためにキッチンと水栓を含む設備更新を当社にご依頼くださったものとなります。
設備の更新をご検討中のオーナー様もそうでない方も、設備更新の際の参考として活用してください。
志木市の賃貸マンションにて流し台、コンロ台、水栓を交換した事例
志木市にある賃貸マンションのオーナー様より「数か月前に空室になった部屋の設備を更新したいと考えている。流し台、コンロ台、それにキッチン水栓の計3つを交換した場合の見積もりをお願いしたい」と問い合わせフォームよりお問い合わせがありました。
まずは現地へ下見を行いたいと申し出た所、お部屋は既に退去が完了しており、キーボックスのカギを使えば出入りできる状態であるとのことでしたので、お部屋へ向かい下見を行いました。
下見で得られた情報を基に、流し台・コンロ台・水栓の3点の交換交換作業のお見積りを作成し、メールにてオーナー様へお送りしました。オーナー様からは、見積もりをお送りしたその日の内に申し込みの連絡を頂いたので、各商品を取り寄せました。
内装工事前にキッチン工事を行う必要性
古いキッチンから新しいキッチンに交換する際は、縦横のサイズが交換前後でわずかに異なっている場合や、角の丸みといった、些細な形状の差異がある場合があります。
流し台やコンロ台の大まかなサイズは、下見の時点で得られた情報を基に合わせていますが、完全には一致しない場合があります。そのため、キッチンを交換しただけだと壁紙や床材との間にすきまが生じる可能性があります。
キッチン交換と内装工事の期間が近い場合、流し台やコンロ台の交換や、隙間を埋める作業が終わった後で初めて内装工事に取り掛かる必要があります。つまり、内装工事よりもキッチン交換を先に行う必要があるのです。
工事日程の調整
内装工事の際にはキッチンの水栓を利用して内装業者が作業を進めている場合があり、流し台の交換と日程が重複するとお互いの作業に影響が出る恐れがあります。そのため、できる限り内装業者が作業を行わない日を選んで、交換作業を実施しております。
今回の作業の時もオーナー様に内装工事の日程を確認し、内装工事が行われない日を選択して作業を実施しています。
工事当日に流し台とコンロ台、それに水栓を車に積み込み、現場に向かいます。
今回、水栓は壁面に接続するタイプ、ガス栓はガス工事が必要なタイプでした。そのため今回のキッチン交換に際しては、ガス工事業者にも作業依頼をしています。
流し台とコンロ台を取り外し、周辺を掃除してから、新しい流し台とコンロ台を設置します。
流し台とコンロ台の設置が完了したら、次は水栓を壁面に設置します。水栓の設置も完了したら水が出るか、排水される時に流し台下に漏れることがないか、といったことを確認しました。
コンロ台は設置後にガス工事業者に開栓作業をしてもらい、流し台・ガス台の間にはゴミが入らないように隙間を埋めて固定し、キッチンの交換作業は完了しました。
キッチン交換後のお客様からの反響
キッチン交換作業から数か月後、キッチンを交換したマンションのオーナー様より同じマンションでの作業依頼を頂きました。
その際にオーナー様から「この前キッチンの交換してもらった部屋、入居者が決まって今住んでもらってるよ。決め手は 『キッチンを新しくしました』って物件紹介に書いてた売り文句だったみたい」と、作業後に入居者が決まったことと、キッチンの新調が物件選びの決め手になったことを教えてくださいました。
まとめ
ここまで、志木市の賃貸マンションにて空室対策の一環として流し台、コンロ台、水栓を交換した事例をご紹介しました。
もしかすると、今空室のお部屋でも「キッチンを新しくしました」の一文で入居が決まることがあるかもしれません。
新しい賃貸物件を探している人がどこを重視しているかは、それぞれかもしれませんが空室対策としてキッチンを交換することは有効な手段かと思われます。
もしも、空室対策としてキッチンを交換される場合は、当社までお気軽にお問い合わせください。オーナー様、居住者様にとってより良いお部屋にできますよう、精一杯作業に当たりますので、お気軽にお問い合わせください。
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