新座市でキッチン流し台の排水口の水が流れない修理

料理をする方であれば、毎日のように使うキッチン。
ゴミ受けの掃除やぬめり除去をこまめに行っていたはずなのに、
なぜかキッチン流し台の排水口の水が流れない… と困っていませんか?

その原因は「スケール」づまりである可能性が高いです!
「スケール」とは…
油が塊になった状態を表し、普段のお掃除では手の届かないような
排水管の内部に発生します。
見えないところに発生するので、知らず知らずのうちに蓄積されていく厄介なものです。

今回は、スケールが発生しやすい条件と修理方法。
当社で対応した修理事例についてご紹介させていただきます。

油が固まったスケールのつまりは築15年から25年が多い!

スケールはなぜ発生するのか?

スケールは、お皿やフライパンに付着した油が、
キッチンの排水管内部に付着することで発生します。

排水管の曲がり角は付着した油の表面に凹凸ができるため、
更に油が付着しやすくなります。

年月の経過と共に、油が厚みを増していき、
やがては油の塊 (=スケール) になるという仕組みです。

築年数が経っている家ほどスケールつまりに注意!

スケールつまりは、築年数15~25年のお家で発生しやすい傾向にあります。
油の厚みが塊になるには、ある程度の年数が必要なので…
築年数が経っているお家ほどスケールが発生する可能性が高くなります。

但し、油が厚くなっていくスピードは排水管の傾斜具合によっても変わるので、
築年数が経っているお家だからといって必ずしも発生するわけではありません。

お家によっては築年数10年ほどで発生するケースもありますので、
築年数にかかわらず定期的な排水管の清掃は大切だといえるでしょう。

キッチン排水のスケールつまりに効果がある修理方法

スケールつまりは非常に頑固なので、
ラバーカップやワイヤーブラシなどの家庭用の修理道具では解決できません。

スケールつまりの修理方法は、
主に高圧洗浄か電動(手動式)トーラーのどちらかで対応します。

高圧洗浄について

高圧洗浄とは、強い水圧でつまりの原因物を取り除く方法です。
高圧洗浄機のホースを排水管に入れてスイッチを押すと、
ホースから大量の水が噴射されます。

勢いよく噴射される水圧で、つまりの原因物を取り除ける仕組みです。
ホースは細長く、人の手が届かない排水管の億まで挿入できるのが特徴で、
つまりの原因物が奥深くにある場合に役立つ修理方法といえるでしょう。

電動(手動式)トーラー

トーラーとは、ワイヤーの先端に金具(トーラーヘッド)が取り付けられた
清掃器具のことで、電動式と手動式があります。
どちらもトーラーヘッドを回転させてつまりの原因物を取り除くという仕組みです。

トーラーヘッドには、かぎ爪上やコイル状などさまざまな形状があります。
つまり具合や性質に合わせてトーラーヘッドを付け替えられるのが特徴です。

キッチン排水つまりは高圧洗浄と電動(手動式)トーラーのどちらが良い?

高圧洗浄、電動(手動式)トーラーのどちらも、
頑固なつまりを解消するには有効な修理方法です。

しかし、キッチン排水つまりにはどちらの修理方法の方がより適しているのか。
気になる方も多いのではないでしょうか。

こちらは「ケースによって異なる」が正しい回答になります。
どんなケースで向いているのか、それぞれ詳しく解説していきます。

高圧洗浄が向いているケース

「排水口の水は流れるが、流れづらくなっている」という状況でしたら…
高圧洗浄が向いていると言えるでしょう。

強い水圧でつまりを解消する高圧洗浄ですが、
築年数が20年を超えるようなお家での使用は十分な注意が必要です。

築年数が経っている分、排水管の劣化が進行していると考えられるので、
劣化具合によっては高圧洗浄の水圧に耐えられず排水管が破損する可能性があります。

キッチン排水のつまり解消に高圧洗浄を行って良いかどうかは、
プロの作業員が現場を見たら、判断できますのでご安心ください。

電動(手動式)トーラーが向いているケース

「排水口の水がまったく流れない」という状況でしたら…
電動(手動式)トーラーが向いていると言えるでしょう。

高圧洗浄は、屋外から作業を行う必要があったり、
排水管の状況によっては対応できなかったり、対応できる条件が限られています。

しかし、電動(手動式)トーラーであれば、
屋内から作業を行えたり、排水管の状況に合わせてトーラーヘッドを付け替えたり、
状況に合わせた柔軟な修理が可能になります。

電動(手動式)トーラーを行って良いかどうかについても、
プロの作業員が現場を見たら、判断できますのでご安心ください。

新座市のキッチン排水つまりの修理事例

ここからは、当社で対応させていただきました。
「キッチン流し台の排水口の水が流れない」という修理事例について、
ご紹介させていただきます。

お問い合わせからご訪問まで

埼玉県新座市、築年数22年の戸建て住宅にお住まいの方から…
お電話にて以下のようなお問い合わせをいただきました。

「キッチンの排水口の水が流れていかない、流し台の水が溢れそう」との事で、
築年数を考慮しますとつまりの原因は「スケール」ではないかと判断しました。

訪問時のご対応について

営業所より15分ほどの距離でしたので、すぐに準備をして点検・修理に伺いました。

さっそく、キッチンの流し台を確認させていただきますと、
お電話でおっしゃっていた通り…
流し台の水が流れていかず、溢れそうになっておりました。

水が流れない流し台

お客様に、つまりが起きたと思われる原因を聞いたところ…
「ゴミ請けを毎日掃除しているし、固形物を排水管に落としたわけでもない」
ということで、何も思い当たる節がなさそうなご様子でした。

お客様から聞いていた状況、お客様宅の築年数を踏まえて、
より詳しく点検をしたところ、つまりの原因は…
当初想定していた通り「スケール」だと判断しました。

お客様には、お皿やフライパンを洗った際に流れた油が、
排水管に付着していくことで「スケール」という油の塊が排水管内部に発生し、
つまりの原因に繋がることをご説明させていただきました。

しかし、
「油を流しているのはどの家庭も同じ」「なぜ私たちだけつまってしまったのか」
とおっしゃっており、あまりご納得されているご様子ではありませんでした。

そこで、どの家庭にもスケールが発生する可能性があること。
築年数が経っている場合は更に油が蓄積されているので、厚みが増しやすいこと。
これらをご説明させていただきましたところ、ご納得いただけました。

具体的な修理内容や、お見積りについてもご説明させていただき…
その後、いくつかご質問をいただきましたが、丁寧に回答を行ったことで
不安が解消されたようで、当社に修理をご依頼いただけることになりました。

修理中の様子について

水がまったく流れない状況を踏まえて、
「電動トーラー」を使用して修理をすることにしました。

流し台 修理

高圧洗浄は屋外から作業するケースが多いですが、
電動トーラーは屋内からも作業できるので、お客様も立ち会ってくださいました。

作業時は万が一に備えて、水が漏れてキッチン台が汚れてしまわないよう
吸水シートを敷いてから作業を行います。

今回は、トーラーヘッドを時折付け替えて対応することで、
つまりの原因となっているスケールを綺麗に取り除けました。

修理後の様子について

スケールを取り除き、流し台に溜まっていた薄黒い水も流れていきました。

お客様に立ち会っていただき一緒に蛇口から水を流してみて、
つまる様子もなくスムーズに排水口に流れていったことを確認いただき、
無事に修理完了となりました。

新座市 流れない流し台 修理後

修理後、お客様から
「当初、家庭用の修理器具を使ってつまりを解消しようとしていたから…
もしかしたら劣化した排水管を傷つけてもっと大変なことになっていたかもと考えると、
プロにお願いして良かった」とおっしゃっていただきました。

【担当者より】
修理中もお付き合いいただき、ありがとうございました!
またの機会がなく、生活できることが一番ではありますが…
何か困ったことがあれば、是非ともまたよろしくお願いいたします!

まとめ

ここまで、スケールが発生しやすい条件と修理方法。
当社が対応した修理事例をご紹介しました。

スケールは見えないところに発生し、知らず知らずのうちに厚みが増していくもの。
特に、築年数が経っているお家にお住まいの方は注意が必要です!

キッチン流し台の排水口に水が流れていかずにお困りな方、
ぜひ、お気軽に当社までご相談いただければと思います!
ページ下部に記載してる対応地域では、出張費無料で点検・修理に伺っております。
可能な限りは即日対応をしておりますので、お困りの際はぜひお声がけください。

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