当社はセパレートキッチンの交換を中心に取り組んでいる水道業者ですが、キッチンを構成する水栓(蛇口のこと)の修理・交換も取り扱っております。
このページでは当社がキッチンの水栓を交換した事例を紹介しております。
キッチンのリフォームを検討中の方、キッチンの水栓が水漏れしてお困りの方はぜひ参考になさってください。
工事事例の紹介
電話から訪問まで
文京区のマンションにお住まいのご夫婦より「流しが水漏れしているので、何とかしたいのだけれど、流し台のリフォームで解決するだろうか?」と当社にお問い合わせを頂きました。
詳しく話を聞いたところお客様は「キッチンシンクは問題ない、水栓の水を出した後しばらく水漏れしている」とのことでした。
お客様より状況を聞いた限りでは水栓の交換で修理できる可能性が高いことを伝えると「キッチンをリフォームしなくちゃいけなくて高くつきそう」とお考えでしたが、当社の説明に納得し安心されたらしく「思ったよりも安くなりそうだし、一度来てください」と訪問の申し込みを頂きました。
実はお電話口で問い合わせされていたのは奥様で、キッチンの設備の交換を含む作業全般をリフォームだと思っていたご様子。流し台やコンロ台も交換しない水栓交換という方法を知った奥様は「そうだったんですね」と驚いたご様子でした。
目視点検
お客様宅に訪問し、キッチンシンクと水栓を目視にて確認したところ、キッチンシンクはステンレスが少しくすんでいましたが、まだまだ使えそうでした。一方、水栓はお問い合わせのときと同じく水を流した後、数分間吐水口(水栓の水が出る部分)から水滴が落ちているのを確認できました。
修理/交換のご提案
お客様に目視点検の結果「部品交換で修理できる可能性が高いが、詳細な点検には水栓の分解が必要である」と点検結果をお伝えしました。
加えて「水栓を使い始めて15年近く経っているから、水漏れの原因を修理したとしても今後水栓のほかの箇所で不具合が起きる可能性が高く、何度も修理するよりも新しい水栓に交換したほうがお得になるかもしれません」と水栓全体の交換をご提案しました。
トラブルが起きやすい使用年数について
当社の経験から申し上げると、当社が修理した水栓の多くは10年以上利用された水栓でした。10年以上利用された水栓の不具合を修理しても、修理した箇所以外の消耗や劣化は進んでいます。また、同じ製品が販売停止していたり、修理パーツが廃番になっている場合もあります。そのため、水栓を修理すれば直る場合でも、水栓全体の交換をご提案している時があります。
お見積りからお客様のお申し込みまで
今回ご夫婦で立ち会ってくださったお客様は、ここまでの当社の説明を聞いてから当社に費用感など質問後、ご相談の上で「何度も業者を呼んで修理の日程を調整するのも手間だから、交換をして早く解決したい」と「水栓の交換にて進めてほしい」というご要望を頂きました。お客様の要望を受けて見積もりを作成、納得いただいていたお客様からはすぐにお申込みを頂くことができました。
水栓の交換
水漏れしていた水栓を取り外し、新しい水栓を取り付けます。
交換前の水栓も交換後の水栓もホース引き出し式水栓となります。ホース引き出し式水栓とは、水栓本体と吐水口の間にジャバラのホースが接続されている水栓です。ホースを引き出すことで、キッチンの流し台全体に水を流すことができる水栓です。
加えて交換前の水栓には浄水機能もあったので、交換後に変わらずお使いいただけるよう、同じ機能のある水栓に交換しています。
交換後の声
交換後の水栓を見たお客様の奥様は「キッチンはリフォームで全部交換しないといけないものかと思っていて、結構な出費を覚悟してたけど電話で蛇口だけの交換を教えてもらい、安く済んで良かった」と交換にご満足いただけたようでした。
ここまでご紹介したように、10年以上利用している水栓は水漏れのようなトラブルが発生する可能性が高くなります。
キッチン全体をリフォームしなくとも問題のある個所の修理・交換で問題が解決する場合がありますので、キッチンでお困りの際はお気軽にお問い合わせください。